生活の知恵目次
薄毛問題は誰にも起こり得る事?
薄毛に悩む人は少なくありません。ストレス社会、直近ではコロナ影響でストレスの増加が続いたせいで薄毛が進行したという声も聞かれます。
薄毛は健康には直接関係ないとはいえ、精神的に気になってしまって行動に制限を感じたり、コンプレックスを感じてしまうという人もいます。薄毛はどうして起こるのか、対策、効果はどの程度あるのかについてお伝えします。
男女別で薄毛かどうかというアンケート(複数アンケート平均値)では男性のほうが薄毛になっていると回答した人が多くなっています。一般的に女性より男性のほうが薄毛が多いという認識の人が多いようですがアンケート数値でも男性のほうが薄毛率が高くなっています。
- 男性の薄毛になっている率は3割程度
- 女性の薄毛になっている率は1割以下
髪の毛が薄毛になる原因と対策は何なの?
薄毛の深刻さはそれぞれ異なっています。余り気にしないという人もいれば気になって隠そうとする人もいます。
特に年代にによっては気になりやすいと言われています。男性の場合40代から薄毛が目立つ人が増え始め、60代以降になると薄毛率が増加しています。
しかし絶対数が多い為高齢になってから薄毛に関して悩む人が減っているそうです。
しかし年齢が若いと周囲の目が気になるという気持ちで生活している人が多いようです。
特に若年層である20代から薄毛になる事もあって20代~40代未満では薄毛率が高く無いので周囲と比べてしまって気にしてしまうという意見が多く見られます。
薄毛の原因とは一体何なのでしょうか?薄毛に関して専門家の情報を調べてみると薄毛になる原因は先天性、体質、生活習慣が関係しているのではないかとされていますが、確実な原因は残念ながら解明されていません。
髪の毛を自在に生やす事が出来れば世紀の発見となるそうです。謎が多く残っているのが現実のようです。
ポイントは遺伝性のもの以外は改善可能性がある事
薄毛には遺伝性のものと、生活習慣や髪の毛のケアが影響するらしいと言われていますが現在多くの専門家、頭髪改善会社が研究している中で、遺伝性の薄毛に関しても今後研究が進めば改善する特効薬が出来る可能性はゼロではないとの事なので期待をしつつ
遺伝性ではない外的要因、ストレスなどの要因での薄毛は改善出来る寸前まで研究が進んでいるものもあります。
薄毛改善薬も出ているほどなので薄毛の種類が対応していれば薬で改善する症例も増えてきています。
ただし薄毛は確実な原因と対処が完全に確立されているわけでない事と、個人によって原因が異なる事があり、個別に問題となっている事を解消すると効果が出たという実例もあるものなので放置するよりも対策をしてみて結果を見る事が良い事もあります。
具体的にどういう生活習慣が薄毛を誘発しがちなの?
元々薄毛になりにくい体質だとしても生活の悪い習慣が髪を健康に維持する事に悪い影響を与えている事があります。
以下のような生活は髪の健全な育成に良くないと言われています。心当たりはないですか?
- 睡眠不足・昼夜逆転生活
- 過度なストレスを継続してためる
- 頭皮の汚れを放置したまま生活
- 偏った食生活・栄養不足
- 過度なダイエット・過食拒食
- 運動不足・肥満体質
- 合わないシャンプー・リンス
- 過度な量の喫煙・飲酒
最も指摘されている薄毛の原因となる生活習慣を並べると誰でも気づかずに生活していると該当してしまう可能性があるものが含まれています。意識的に健康的な生活を送る事は毛髪にも良い事なのです。
睡眠不足になりがちな夜更かし、遅くまでの夜遊びも毛髪には大敵です。
日々のストレスも溜め過ぎると抜け毛の原因となります。最近はダイエットを推奨する風潮にあるので体型を気にし過ぎて急激なダイエットをして食事制限をしてしまうと抜け毛が増えるという指摘もされています。
髪の毛も栄養分が偏ったり、一時的に栄養不足になると正常な髪の毛が作れなくなったり、髪の毛をしっかり維持できなくなるので抜け毛が目立つ事があります。
無理なダイエット、偏った食生活も注意しましょう。
毛根付近の汚れ・合わないシャンプー類も要注意
髪の毛が抜けて薄毛になる原因が髪の毛の洗い方、使っているシャンプーやリンスの事があります。
特に髪の毛の洗い方は意識していない人が多く、子供の頃から大人になるまで基本的な洗い方は変わっていないという事が多いのではないでしょうか?
私は一時的に抜け毛が増えた時に、髪の毛を洗う事に関してのメディア放送を見て髪の毛の洗い方を知ってから洗い方を変えましたが抜け毛が止まった経験があります。
髪の毛の正しい洗い方を簡素にまとめると次のようになります。最も意識して欲しいのが「洗う前の行動」と「すすぎです」
- 暖かいシャワーを使用するほうが良い
- 地肌全体にしっかりとシャワーをあてる
- シャワーの勢いで全体のホコリを流す
- 1~3分くらい濡らして待つ(シャンプーはまだ)
- シャワーをかけながら指先で地肌を洗う
- 洗い方は爪を立てず指先でマッサージしながら
- しっかり3分~5分湯だけで洗い流す
- ここで初めてシャンプーをつける
- 指先で毛の元部分をマッサージしながら洗う
- シャワーで十分にすすぐ
- すすぐ間もしっかり毛の元をマッサージ
髪の毛を洗う時に最もいけないのが、シャワーの湯をかけ始めると同時くらいに、すぐにシャンプーをつける事です。
この状態では、髪に付いている日頃の汚れをそのまま擦る事になるので、十分すすいでからです。更に頭を洗う目的の一つに髪の毛の根元の汚れを取りたいので、事前にシャワーの湯で固まった汚れを浮かせたいです。
少し待ってからシャワーの湯だけで一度しっかりマッサージしながら髪の根元を洗います。
この作業で大半の汚れを落とす事が出来ます。シャンプーは全体の時間の中で半分以下で十分です。汚れが固まっているので、浮かせてから洗う事を心がけましょう。
シャンプーの銘柄にも注目です。シャンプーは目的別、製品の特長を持たせる為に香料をはじめ添加物が多く含まれています。
個人差が大きいので自分の頭皮に合わない、抜け毛が多いと感じたら試しに別のシャンプー銘柄に変えてみると抜け毛が減る事があります。
製品に含まれている成分の何が影響しているのか、成分比率だけでも違ってくるので合わないシャンプーを使う事は避けましょう。
お風呂の床が白っぽいと髪の毛を洗う時、すすぎの際に抜け毛が無いか見やすいのでチェックを欠かさないほうが良いです。
床が黒っぽいと抜け毛が出ていても気づきにくいので注意して毎日チェックする事で自分の髪の毛の状態を把握する事が出来ます。
抜け毛は正常時でも10~20本程度は生え変わりで抜けるものなので気にしすぎも良くないですが、目に見えて毎日抜けている時は意識したほうが良いです。
日々の髪の毛ケアをしたら育毛サービスも活用しましょう
髪の毛の日々の管理をしっかりして生活習慣を整えても薄毛が気になる、改善しない場合には少額でも良いので髪の毛に良いグッズや製品を使ってケアをすると抜け毛が減ったり、生えてきたりする事があります。手軽な所ではドラッグストアに並んでいる「髪の毛を太くする」育毛剤から始めると手軽に始められます。
髪の毛の抜け毛がさほど多くないようなケースでは髪の毛の太さが細くなってしまってボリュームが少なくなっている、頭頂部の髪の毛が少なく見えるといった程度の事がありますがこうしたケースでは髪の毛を太く、しっかり抜けにくいようにする製品を試すと効果が見られる事があります。
髪の毛のケア、サービスは髪の毛の状態によって様々なものが発売されているので自分に合ったものを探してみるのも良いですね。