ネット回線について考える【Wi-Fi・光回線・有線LAN】

自宅でパソコンを使う時の回線・接続

 

コロナ時世で自宅での業務が増えている方が多いようですが、業務環境はどうしているでしょうか?僕の場合だとクライアントの情報を扱う事が多いのと、アップロード作業も多いので回線は一定のスペックが無いときついです。

要は別に高いセキュリティが不要で、スマホでネットを見たり動画を見るんだったらどうでもいい記事になりますが、パソコンを使って自宅とか事務所で仕事をする方に向けて書いています。

 

回線速度と接続方法の使い分け

自宅・事務所で使う機器としては普段使いでスマホ・タブレットです。業務上ではデスクトップパソコン、プレビュー用の機器としてスマホ数台、Windows機、MAC1台といった所。

その他としてネット閲覧として液晶テレビとかですが、回線速度が欲しいのがデスクトップのWindows機です。用途として以下の作業をする事が多いです

 

  • クライアントのCMSを構築する作業
  • クラウド上でクリエイターとのやり取り
  • 画像処理(アドビアカウントイラストレーター)
  • CMSへの記事・画像アップロード
  • 資料閲覧(ネットにある情報をブラウジング)

 

この辺りが常にしている事ですが、他に様々なツールをネット経由で使う事が当たり前の日常なのでネット回線は高速でないと動作が遅くてストレスです。

同時に何をするにもデータ保護されてセキュリティーが高くないと安心して作業できません。なのでメインの作業マシンは有線で接続してファイヤーウォールを介しています。

重要データのバックアップはローカルの非ネット接続環境に保存している形です。

 

有線LANの利点と欠点

有線LANとはネット歴の長い方なら説明不要だと思いますが、要するに物理的に配線と差し込んで使う接続方法ですね。LANケーブルを使ってパソコンとルーターに接続します。

無線LAN機器普及以前は当たり前だったのですが現在は一般的に使われていません。

有線LANを好んで使っているのはデスクトップを据えて業務として使っている現場がメインでしょう。

そもそも有線LAN端子を備えていない機器も多いので、そういう機器をわざわざUSBで有線化する事も少ないでしょう。有線LANの利点と欠点は明確なので一応記載すると

 

  1. 物理的に接続するので速度が速い
  2. 電波を使っていないので安定した速度
  3. 外部から侵入しにくくセキュリティー上好ましい

 

この辺りが業務用パソコンに求められる事に合致するので、メインマシンには有線LANを採用しています。無線LANではプレビューマシン(他の機器で見た時にどう見えるかのチェック)を稼働しています。

閲覧用スマホ、ノートとか、iosマシンは見るだけなので無線で問題ないので。有線LANの欠点は以下です。

 

  1. 物理的に線がつながっているので邪魔
  2. 移動するのには配線もついてくる
  3. 配線が脱線したら通信が停止する
  4. 有線LAN端子が付いていない事がある

 

といった所が欠点ですが、メインマシンは高速なデスクトップで本体も重くて大きくてモニターを2枚使っていたりして専用のデスクに据え置かれているので移動しないので問題ありません。

配線をいじる事もないし、無線にする必要性もないので有線LAN一択という感じです。

無線LAN化する事も簡単ですがメイン業務用マシンはとにかく速度とセキュリティなので無線LANにする意味は無いという事です。説明不要かと思いますが一応、無線LAN=Wi-Fiの事です。

 

有線LANでの速度チェック

 

有線LAN接続でどのくらいの回線速度が出ているかチェックしてみました。マシンはデスクトップ(数世代前のi7自作機)で行っています。

 

使用環境:docomo光+Windows10環境+chrome

 

 

有線LANでつなげているメインマシンの通信速度をチェックすると「FAST」提供のもので350Mbpsでした。念のために他のサービスでもやってみると

 

Googleスピードテスト(ブラウザでGoogleの検索窓にスピードテストと入力して検索すると測定できます)をやってみると、ダウンロードスピードで169.3でした。100以上あれば十分です。

えらく2社で違いがあるのでどちらが本当かわかりませんが低いほうを参照するとしてGoogleの下り169とかって感じです。いつもの作業で速度が遅いと感じた事は無いです。

妙にWordpressなんかで画像アップロードとか、プレビューでもたつく事があるのでアップロード速度が低い可能性がありまが、作業中にイライラするほどではないです。

大体、毎日作業しているとこちら側の操作は慣れてきて相当早いのでアプリケーションのほうが遅れますからね。全部が超高速で動いたらもっと快適でしょうけど現段階で満足いく速度範囲かなという感じです。

 

セキュリティー上軍配が上がるのが有線LAN

2022年の5G下りの平均が(世界)166Mbpsらしいのでノートで仕事したりデスクトップでもWi-Fiで問題ないと思います。光回線→ルーター→Wi-Fiで飛ばして受信してもそこそこは出るので問題は無い範囲ではあります。

有線LANで使う目的はほとんどセキュリティーが上がるからという点くらいではあります。

ただ、体感(余りアテにはなりませんが)として有線LAN接続は速度、安定度もあるのでガッツリと事務所や自宅で仕事をするなら有線LANかなと思っています。

今後技術革新が進んで有線LANを超えるものが出れば乗り換えますが。

貴重データを扱わない、単にプレビューとか遊びで閲覧するだけなら自由度が高いWi-Fiで十分でしょう。特にコンテンツを提供する側からするとWi-Fiや4Gで快適に見られないものだと問題があるので必ずスマホ数台でチェックします。

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