よく聞くアフィリエイトってどうなの?【生活収入知識】

アフィリエイトで年収数千万円稼ぐって本当?

 

アフィリエイトが流行してかなりの時間が経過しました。同時にブームの間は情報も溢れかえって、正しくないものも多くありました。現在もアフィリエイトは存在していますが落ち着きを見せています。

アフィリエイトの歴史はインターネットが出現してすぐではなく、元は固定広告料を受け取って広告バナーを掲載するスタイルから、様々な料金徴収方法が見いだされて、現在では旧来の固定広告掲載かASP経由広告が大きな軸です。

ASPは中間広告代理でアフィリエイトを行う上で欠かせない存在です。現在法整備も含めてアフィリエイトは健全化の一途となっていて法人レベルでビジネスモデルとして定着しています。

 

アフィリエイトの仕組みは凄く簡単

 

アフィリエイトは、SNSやブログやWEBサイトにASPが提供するソースコード(広告)を掲載するだけで参加出来るシステムです。複雑な仕組みではなく、広告を通じてサービスを利用すれば報酬が発生します。

ASPは大きく分けてオープンタイプとクローズタイプがありますが、誰でも参加しやすいのがオープンタイプ。登録をして、広告を掲載するサイトを決めれば参加できます。

サイトの審査があるもの、無いものがありますが初心者からプロレベルまで愛用されているA8ネットが有名です。A8ネットは厳しい審査はありません。

対してクローズタイプはレントラックスが有名でこちらはレントラックスからのインビテーションで入会が出来ます。違いは報酬が高い案件が多い事ですが、昨今はオープンタイプでも報酬が高いものも多いので最初は気にしなくて良いです。

 

自分が掲載したい広告を1社のASPでカバーできるか

 

広告と言っても膨大な種類があるので自分のコンテンツと合うかどうかが問題です。ASPによっては広告自体が少ない事もあるので、複数のASPを使って目的の広告を集めると良いです。

中でも広告数が多いA8ネットだと全業種ほとんどをカバーしているので選択肢は多いでしょう。

 

広告を掲載したくても掲載出来ない事もある

 

アフィリエイト広告を掲載するのは比較的簡単ですが広告によっては、掲載申請をしなくてはいけないものも多いので、広告主が(時にASP側が)拒否した場合には掲載できません。

審査基準は企業によってあるものなので掲載拒否された場合には仕方ありません。別の広告を掲載します。

 

承認してもらわないと実益に繋がらない

 

アフィリエイトが難しいと言われる所以として「承認率」はぶつかる壁の一つです。承認とは広告を読者が利用してくれたとしても、広告主が「OK」を出さないと報酬を支給しない決まりの事です。

せっかく1件の広告経由の利用があっても広告主が承認を拒否すれば、広告経由で利用した事は無かった事になります。承認基準、承認率はASPの広告紹介に記載されています。

 

  1. 全承認=利用したら無条件に報酬発生
  2. 条件承認=特定の結果を確認して認証されたら報酬発生

 

全承認は利用者が広告を経由してくれたら報酬が出るとかのクリック保証も含まれます。これは僅かで多くの場合、条件が付けられています。広告主としても利益が出ないといけないので仕方ない部分です。

 

承認の条件と報酬額は商品に応じて違いがある

 

例えばクレジットカードの発行の広告を掲載するとしたら、A社ではクレジットカードの申し込みで一旦報酬予約になりますが、カードの発行が出来ない(キャンセルとか審査落ちとか)場合にはゼロ。

B社ではカードの申し込みで500円、発行で6000円とかいうケースです。各社条件が異なります。商品販売だとA社が6000円の商品を購入したら報酬が800円とかで、B社だと1200円だったりします。

ASPが変わったら報酬額も、承認の基準も変わったりします。全てASPの広告の紹介ページに記載されているので、承認率の高さを重視するとか、報酬額を重視するなどは運営者の考え方次第になります。

 

ひたすら稼ぐアフィリエイターと年間利益数百円の差

 

アフィリエイトの世界は収益の差が激しい世界です。上位は数千万円単位で毎月の報酬を得ている反面、多くが収益が無いか数百円以下という現実はどういうことでしょうか?

理由は簡単、集客が無いからです。集約すればアクセス数そのものに比例して広告が利用されます。これが基本です。TOPページだけのアクセスではなくサイト全体で数百万アクセスあるのと、全体で数十のアクセスしかないサイトでは差が出ます。

広告の配置、コンテンツで差が出来るのは当然ですがそれ以前にサイト利用者が違いすぎます。広告も同時に数百万回表示されるわけなので、クリック数も日に数千とかの単位です。

日に数クリック~数十クリックでは広告に出ているサービスや商品を実際に使う人はゼロに等しいでしょう。なのでアクセスを上げる努力が必須ということです。

 

コンテンツ・SEO・リスティング

 

アフィリエイトを本気で志そうとすると無視できないのがコンテンツです。ページ数が1000以上ある大きな老舗サイトがひしめくネットで、ページ数が100以下だと厳しいのはわかりますよね。

ページ数100以下でも広告さえ利用してもらえたら収益は上がるので問題ないですが、単純に膨大なページ数を持っていてGoogle検索結果に多く上がっていれば圧倒的なアクセス数を持っています。

その差が売り上げの差となってくるので、「儲からない」と感じてサイト閉鎖していくユーザーが非常に多いのです。コンテンツの改善や、新しいGoogleの検索アルゴリズムに対応する前に嫌になってやめていきます。

こういう事は数年前から繰り返し起こっていて結局は粘り勝ちしているのが現在の売り上げ上位のアフィリエイターでもあります。多くが数年前から運営を始めた人で長いと5年以上サイトを成長させてきている運営者がいます。

そう考えると数週間や数ヶ月で数千万を稼げるわけがないと感じてもらえるはずです。

 

長いスパンで考えて自サイトをしっかり成長させる

 

今日、明日に数百万円数千万円を手にしたいという考えを捨てて数年~5年程度のスパンで計画を立ててサイト運営を行う意識があれば収益を莫大なものに出来る可能性が出てきます。

アフィリエイトは莫大な収益を上げられる可能性が全員にありますが、多くが自ら退席しているという事を意識しなくてはいけません。長期的努力と運営ができないと無駄になるので最初からやめたほうが良いかもしれません。

逆にコツコツと研究をするのが好き、記事執筆が好き、サイト運営とか燃えるという性格なら十分可能性はあるでしょう。アフィリエイトは法人も多く参加していて、プロと言える人材も多く存在します。

素人が成功するには、相応の覚悟をもって挑んだほうが間違いないでしょう。少なくとも全ての参加者が成功する可能性があります。最も重要なのは長期的運営を行う事です。

その上でSEO、SEOを考えた記事執筆、サイト構成、デザイン、ジャンルも含めて練っていく事が大事です。アフィリエイトは儲かるか?という疑問は、正しくは儲かるようにサイトを運営すれば結果は出るものと言えます。

 

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