生活に欠かせないお金を稼ぐ【アルバイト編】

アルバイトは簡単にお金が稼げるの?

 

以前からお金を稼ぐのに定番となっているアルバイト。本業があっても就業時間以外、休日に決まった時間内で働けるのが魅力です。アルバイトだけで生計を立てるフリーターとしても欠かせないアルバイト。

求人雑誌を見ると多くの職種、時給の違いがありますよね。ここではアルバイトの素朴な疑問や、職種別での特徴を解説します。

 

企業がアルバイトを利用する理由とは

バイト解説

 

企業は人材を確保するのに正社員とアルバイトを分けて雇用する事が多くなっています。不正規雇用になるアルバイトであっても、正社員に並ぶ、勝る仕事をしている方々も多くいます。

アルバイトから正社員への変更も良く聞かれます。では最初から全員を正社員にしない理由としては、アルバイトだと時給で雇用出来る点、必要な時期に期間を決めて雇用出来る等の利点を挙げています。

アルバイトでも正社員同様にボーナスを支給する企業もあるし、交通費や福利厚生の充実した企業もあるので、昔のようにアルバイトだから気軽に雇用という傾向は薄れつつありますが、正社員に比較すると企業から見た時に経費面、雇用期間などで利点があると言われています。

 

アルバイトをする側も欠点よりも利点を活用したい

 

本業として正社員経験があるとアルバイトとの違いが給与面、保障面で不利な部分があると感じるかもしれませんが、アルバイトならではの利点も多いものです。

企業としても責任の度合いが高い部分、精度の高い管理をする部分には正社員を配置する事が多いですが、アルバイトでも正社員並みの仕事が出来る業界も多くあります。

むしろアルバイトは時給制・時間制で働けるので利点を活かして働くほうが良いでしょう。アルバイトは自分が働きたい時間だけ働けるものが多くあるので正社員のようにフルタイムで働けない時にも使い勝手が良いものです。

 

  1. 時給制なので高い時給を比較して選べる
  2. 正社員就職より比較的採用されやすい
  3. 将来の勉強の為に働く事もできる
  4. 将来的に正社員になれる会社もある
  5. 働きたい時間帯だけ選べる事が多い
  6. 副業としてもアルバイトは使える
  7. 必要な金額以内で働く事ができる

 

都合に合わせて選べる働き方
アルバイトは時間単位・曜日単位で働ける職場が多いので、自分の都合に合わせて働きやすいのが特徴です。扶養に入っていて年間で決まった収入に抑えたいなどの希望を叶える事もできるでしょう。期間限定のアルバイト募集も多いので、空いた時間・期間だけ働くという使い方も出来ますね。正社員になるとフルタイムで、休日も決まっている事が多いので、アルバイトのほうがアクティブに動けるという利点があります。

 

アルバイトの雇用形態は直接雇用と派遣会社雇用

 

求人雑誌、求人サイトを見ると派遣会社が応募先になっているアルバイトと、働き先の企業が応募先になっているアルバイトがあります。多くが働き先が窓口になっている直接雇用ですが派遣バイトも増加しています。

派遣バイトは企業との契約ではなく派遣会社との雇用契約になります。派遣会社に登録する事になるので、期間限定のバイト先での仕事が終われば、別の派遣バイトにスムーズに移行できる良さがあります。

派遣会社を使う企業は派遣会社から最適な人材を期間限定で安定して供給してもらえるので工場や飲食、給付金などの窓口など、一時的に安定した人材を得るのに利点があります。

 

時給は派遣アルバイトのほうが高い傾向

バイトの考え方

 

同じ事務系のアルバイトでも直接雇用では900円台が多い中、派遣事務だと1000円以上の時給が多くなっています。特にこうした恩恵を受けるのが地方です。地方は平均時給が800円台のエリアもあるので派遣アルバイトの時給は魅力。

都市部でも同業種の時給として派遣会社の提示する時給のほうが高い傾向にあります。職種によっては派遣会社が扱っていない、少ない職種もあるのでアルバイト探しをする時には派遣アルバイトと比較してみましょう。

 

直接雇用と派遣バイトの利点と欠点

 

直接雇用は時給では派遣より少ない事が多いですが、直接雇用なので派遣会社の管理下にありません。派遣会社スタッフとして現場に派遣される形態では、あらゆる場面で派遣会社への連絡や関与はあります。

直接雇用だと派遣会社から来ているスタッフという意識を持たれにくいので、現地の社員やスタッフと仲良くなりやすいという点は魅力です。報酬は締め日があって翌月支払い、締め日があって月末払いといった周期で雇用主から直接支払われます。

対して派遣バイトは時給が高い事が最も大きな利点、即払いといった給料を早い段階で支払ってもらえるなどのシステムを持っている派遣会社もあります。欠点としては派遣会社のスタッフが初回時同行したり、派遣会社に定期的に報告をしたりを求められる事があります。

 

様々な職種のアルバイトの特徴

アルバイトについて

 

アルバイトは職種によって特徴が異なるので自分が合うと思う業種を選んだほうが長く快適に働けます。人と関わるのが得意なら接客業、苦手なら裏方の仕事があります。

 

接客業
接客業はお客様と常に関わる仕事です。飲食店のホール係、遊技場のスタッフなど常にお客様と関わる最前線に出ていく仕事なので、身なりを清潔にしたり、不快にさせない努力は最低限必要です。ネイル、ピアス、髭などを禁じる職場もあるので、どうしても受け入れられない時には、ネイルやピアスOKという職場もあるので探すと良いでしょう。接客スキルは経験値も必要なので経験を積めばマナーや、上手な接客が身に付きます。初めてなら、未経験OKという記載がある求人に応募すれば大丈夫です。
運送業
車を使ったり、バイクを使ったりして品物を運ぶアルバイトです。近年は仕事内容が幅広くなっていて、トラック運転手だけでなく、コンビニに食品などをルート配送したり、運転ではなくサポートをするだけなど細かく細分化できるようになっています。最も多い求人としては小型のトラックでのルート配送です。決まったルートを回るのがメインで品物を物流センターで積み込んだりの作業が付いている事もあります。一人時間が多く、運転しなければならないので責任感を持つ必要があります。
福祉関係
人材不足が常にあるのが福祉関連です。アルバイトの公募も多く見られます。福祉系の場合、訪問か施設勤務なのかなどの細分化があります。福祉士、ヘルパー、ケアマネージャーといった資格を重視する職場もあるので資格を持っていると有利ですが未経験歓迎の求人も多いので経験を積む為にゼロから働きやすい職種でもあります。職場によって難易度、特徴が異なる事が多いので面談時に視察出来ればさせてもらったほうが良いでしょう。
事務関係
主にデスクワークが多くなっています。経理だとパソコンを使って伝票を処理したりの作業です。受付窓口といったものだと電話対応がある事もあります。特設コールセンターといった特殊な求人もあります。審査をする前段階の電話問い合わせや書類のチェックなどです。これら総じてオフィスでの作業が主で、午前8時前後から午後5時前後の定時での応募が多く見られます。完全な事務処理だけなのか、営業要素があるのかで内容が異なるので事前確認しましょう。
現場仕事・肉体系
建築関係、道路工事、工事現場での交通整理などでは肉体的な労働が伴います。デスクワークとは違い、現場に出向く事が日常で現場が終わったら別の現場に移動という事も多い、行動的なアルバイトです。体力的に自信があれば向いている仕事です。体を使うという面では引っ越しスタッフといった仕事も含まれます。職種によっては専門的な知識や技術が付くので、他の職場でも応用が利く事があります。
営業職系
オフィスでの電話営業、店舗での販売セールスなど基本的に人と関わる仕事になります。仕事の目的として商品を説明したり、販売しなければならないので、向き不向きがあると言われますが未経験でも丁寧に教えてくれる職場だと、マニュアルを参考にして営業技術を付けられる事があります。営業はトーク力やコミュニケーション能力が付くので一度営業を経験すれば他の仕事でも役に立つと言われます。

 

自分に合った仕事を見つければ生涯の仕事になる事も

 

アルバイトは期間を決めて「体験」してみるという事も出来るので自分に合った仕事が分からないなら、前記のような各職種をいくつか経験してみるのも良いです。

人と関わるのが苦手なので工場勤務を選ぶという方法も良いですが、未経験の営業や接客がどういうものか?を経験してみると、やってみたら楽しくてハマったという方も多くいます。

逆に接客や営業は思った通り向いていなかったと思ったら、それは一つの経験として役立つはずです。アルバイトはお金を稼ぐのが第一の目的ですが、経験値を上げるという考えで活用すると仕事が苦痛に感じず楽しめるかもしれません。

 

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