日常使いのLINEの知恵【上手にLINE生活】

LINEを制するものは恋愛・結婚を制する

 

日々のコミュニケーションツールとしてLINEの普及率が圧倒的となりました。

情報通信政策研究所のデータを見るとその数字は圧巻でスマホ保有者のうち90%近い人がLINEを利用しています。という事はパートナーとの間でLINEを使う機会は多いはずでLINEの使い方が上手いほうがうまく意思疎通・関係維持ができるはずです。

 

固定電話→携帯電話→スマホで電話からLINEへ

 

ここ数年で最も大きな変化として日頃の一般の人々のコミュニケーション方法に変化があった事です。元々は電話を掛けて話す事が意思疎通の基本でした。所がLINEを常時使える環境になってくると電話で話すより文字ツールでやり取りをする頻度が増加。

LINEの場合電話と違いいつでも時間を気にしない事ができ、LINEの無料電話が装備されていてもメインのやり取りは文字で済ませる事は当たり前になりました。

LINEは好きじゃないとか文字は苦手だと思っていても相手がLINEを好んで使い、望んでいたら他に方法が無く他の人とのスキル差が出ます。もしマナーや手法が好まれないものであったなら自分の魅力が伝わらないばかりかマイナスになってしまいます。

 

文字で意思疎通出来る能力は個人差がある!?

LINEの上手な使い方

 

現在の人々の悩みを知る方法の一つとしてYahoo!知恵袋を見てみるという方法があります。

例えば社会現象となっている不倫や浮気に関しても膨大な質問が出ていることから、多くの人が悩み苦しんでいて意見を聞きたがっているのが目に見えてわかります。

LINEでの悩みに関しても常に多く寄せられていて恋人同士、夫婦の間で普及率が高いだけに行き違い、誤解、思ってもいない結果がでていて本来悩まなくても良い事でも大事な人とのコミュニケーションの軸となっていることで悩みとなって日々考え込んでいる人も多いのです。

じゃあLINEを使わなければ問題が減るのでは?という事も言えますが元来、人は人との意思疎通をして生きるものなので上手にLINEも活用して関係を維持していくほうが得策かなとも思いますね。

 

LINEは使い方をマスターすれば強力な味方になる

 

LINEの悩みで最も多く見られる事にパターン発見。SNS上の嘆き、Yahoo!質問のLINE関連の悩みとかトラブルを抽出していくと似通った問題で悩んでいるのが伺えます。多くが相手との良好な関係を望んでいるというのが基本なのがわかります。

 

  • 好きな相手にLINEを送ったけど返事がこない
  • 会う前は毎日していたLINEが会ってから撃滅した
  • 相手からのLINEが凄く少ない&多い
  • LINEで別れ話をされた・不満を言われた
  • どういう文章を送るべきかわからない
  • 好意があるのか無いのかわからない
  • どうやってLINEを交換したらいいのかわからない
  • LINEやり取りをやめたいのに方法がわからない
  • いきなりブロックされた、既読無視をされる
  • LINEがスムーズにやり取りできない
  • 相手の気持ちがわからない・伝え方がわからない

 

といったものが重複して出されているので、結構な頻度でこうした問題に直面している人は相当数いるのかなと考えられます。

 

LINEの返信速度・頻度は個人差が顕著

 

LINEの悩みで目に付くのが「返信」に関するもの。これはもうLINEが登場した当初から人々を翻弄しています。最も特徴的でメールと異なる機能である「既読」機能がここまで身近なツールだけに気になる要因です。

では既読を付けるタイミング・返信タイミングはどういう判断で行っているでしょうか抽出した回答やアンケートを見てみると

 

  1. 着信に気づき見られる状態なら内容は確認する
  2. 休憩時間などにまとめて着信を見る
  3. 内容を確認して即返信・後から返信を判断する
  4. 内容に関係なく後からゆっくり返信する
  5. 親しくない・重要でないものは未読に一旦する

 

これが上位5つです。既読にしないままで最新の着信内容を読む方法は多くのサイトがあるので「LINE 未読 内容を読む」とかで検索すれば誰でも出来ますし一部の端末では長押しするだけで可能。

こうした機能を活用して即座に既読にせずに内容を一応確認をしてから後で返信するというパターンもあり

 

  • 直ぐに返信をする
  • 後から返信をする

 

を判断しながら返信を行っている人が多いです。またこの返信を即座にするという場合には重要な相手である恋人とかで多くなっています。対して親しくない友人や知人、仕事関連のものとかは既読にしないで放置したりするという人もあります。

また即座に返信をする人と、じっくりまとめてする人と日ごろからの癖もあるので一概に返信や未読があるからといって悩むのは良くないです。

 

相手の癖があるので悩むより聞くほうが良い

 

喧嘩をした後でそれまで未読にならなかったのがずっと未読のままとか、いつもなら「ただいま」という連絡が必ずあるのに今日は無いとか特殊な状況だと例外ですが最初から想像と違った既読・未読・返信の時は、思い切って聞いたほうが良いかもしれません。

それほどLINEに関してはマメさ含めて利用方法に個人差があるのも事実です。

LINEは即座に既読とか返信が出来るツールですが、それが苦痛に感じる人も確実に存在するのでメールのような使い方をしている事もあります。どういう使い方をする相手なのかを知って相手に合わせるほうがストレスを感じずに済みます。

 

LINEの基本中の基本は文章読解力と構成力

 

どうでもいいように感じる人もいるかもしれないですが無意識にやっているLINEは結局は文字ツールです。文章を執筆しているのと変わりません。

たまに、この人は一体何を言っているんだろう??といった文章に固まった事はないですか?それが文章の構成力が弱い人のLINEで読もうとする人との感覚の差が凄くある状態です。

LINEは日常会話をそのまま文章にするツールなので柔軟な日本語で感情や要件を文字にする力が求められます。

なので、日頃からボキャブラリーが少なくて会話をしても極めてつまらない人はLINEを書かせても若干意味が分かりにくいものになりがち。この人のLINEは思わず笑ってしまうとか飽きずにずっと続けられるという人が好印象なのです。

 

貴方もチェック!LINEの文章のコツ

 

日頃から散々LINEを活用しているヘビーユーザーなら年代別で少し特徴が違うのはわかりますね。おおよそ10代~40代程度と、50代~70代程度では使う絵文字、スタンプ、形式が違っています。比較的若年層は短い文章で分割して送る傾向でスタンプも効果的に送りますが高年齢層は比較的長文になりがちでスタンプ・絵文字の使い方が不得意な人が多い傾向があります。

特に自分の親・祖母祖父等もLINEする機会があると解読しにくい内容で送られて来る事もあるでしょう。基本的に年代によって少し文章の書き方を考慮して高年齢層に送る場合は手紙のようにしっかりした文章を書いてあげたほうが伝わりますし若年層の場合はテンポよく要点を複数に分けてもよいので送るほうが伝わりやすい特徴があります。

 

個人的経験で恐縮ですが私の場合

 

少し個人的な主観で書きますが私の周囲には

 

  • 10代中盤・後半の娘がいます
  • 20代後半の恋人がいます
  • 70代の両親がいます
  • 親類や知り合いに10代の男女がいます
  • 仕事関係に20代~60代の男女がいます

 

これら全体の中で主にLINEをする頻度が高いのが恋人になりますが恋人とのLINEは時間も内容もボーダーが無く内容も特に気を付ける点も無いので基本的には1行~2行で比較的短い文章を日に相当な数やり取りします。

20代女性なので比較的絵文字もスタンプも活用しますがどちらかというと文字のみでやり取りをする事が多く既読になると返信も即返信が多いです。

対して娘の場合、既読になるまでが長く(学生なのもあり)親子であるので返信もかなり呑気なものです。「りょ」とか「わかった」とかスタンプ1個で意思疎通をしてくる事も日常です。

父と娘で思春期とかだとこのようなのは当たり前です。稀に母親(70代)から送られてくるLINEは最もカオスで「親戚のXXXが手術したので大変。お前もしっかりお金を貯めて...」

という何が言いたいのかわからないものが飛んできたりします。息子をいつまでも心配しているのは伝わるので考え込まないで流すようにしてます。このようにLINEは送ってくる相手、送る相手によって全然その趣向が変わってきます。

 

LINEで関係が良好になるし悪化もする

 

LINEはとても強力な武器というよりも日常の生活に入り込んだ会話のツールと認識すればLINEでの内容と打ち方が的を得ていれば強力なツールとなります。LINEを交換した相手の違いによってコツがあります

 

好きな人と関係を深めたい時、まだ知り合って浅い相手とのLINE、これから関係を深めたい相手とのLINEは使い方でこれからの方向が変わることがあります。現時点でまだ付き合いが浅い間は相手の言葉をしっかり聞くことが(引き出す・打たせる)大事です。

特に自分に好意が圧倒的にある場合だと比較的スムーズにいきますがまだそうでもない状態だと相手がLINEを送ってきてもっと打ちたい、もっと知ってほしいと思ってくれたら関係性がぐっと良くなります。具体的には随所に質問と同意と共感をする事です。

 

  1. すごいね、まじか、本当に!?形式で同意する
  2. それってすごくない?どういうこと?形式で質問する
  3. すごくそれはわかります。わかる!形式で共感する

 

(相手に応じて丁寧語等を活用する事も考慮)自分がLINEをする時を考えたら、自分が好きな事、怒りを覚える事、悲しいと感じる事、
悩みがある場合には、相手に送った内容が共感、興味を持ってほしいですよね。

人は共感とか同意とかをしてほしい欲求はあるので特に恋人とか夫婦ではここが充実すると信頼感や親密感が増していきます。

既に付き合って長い関係の場合、すでに付き合って長い恋人、夫婦、友人の場合は付き合いが長くなっていても雑に扱わない事です。「あそ」「了解」とか短い文章でさっさと終わらせるのは楽だし事務的で効率的です。

しかし自分がこれを返されて、慣れてくるとどうですか?日常となってしまったら殺伐としてきますね。特に機嫌が悪い時に見ると想像より悪印象を与える事があります。

なので、突然長文を送ったりする必要は全然無いですが「マジで!?それって凄いよね!感動したわ」(相手によっては丁寧語を考慮)といった、相手が共感・評価してくれた感じで送ります。親しい間柄であってもこうした刺激あるLINEはいつまでも飽きず仲良くできるコツです。

 

LINEで関係を悪化する最悪のパターンは避ける

 

LINEは日頃のトークアプリとなっていることから行き違いが起こると面倒な事になりがちです。

おまけに文字でやり取りをしていることで不満、不安、疑いが出てくると泥沼化します。どういう場合に危ないのでしょうか?まず性格の違いで結構感じ方が違う点に注意です。

 

大きくわけて2つの性格に分別すると

LINEで成功する

 

  1. サバサバした性格で相手に基本薄い関心の人
  2. 嫉妬深い・依存・独占欲が強いタイプの人

 

この2つにわけた場合、2の相手に関心が強い人はLINEは特に既読・未読がわかる事で

 

  • 既読が付かない時間が長いと心配になる
  • いつも反応がある時間に未読のままだと心配する
  • 既読無視時間が長いと不安になる
  • 返信してくる内容が短い、そっけないと気になる
  • 言葉のチョイスを間違うと悪い方向に取る

 

といった事が気になります。嫉妬深いとか独占欲が強い人でなくても付き合い始め、結婚してすぐの時期とかあってはならないですが浮気や不倫疑惑がある時とか実際に浮気とか不倫があった後などもそうです。

何も無くても相手を好きでたまらない時期というのはちょっとした変化にも敏感になる事がありますその根底は一緒にいたいとか別れたくないとか前向きな部分もあるので理解しながらLINEしましょう。

 

絶対にやらないほうがよいLINEの使い方

 

最後にLINEでトラブルに発展しかねない危ないLINEの使い方についてまとめます。LINEは便利で欠かせないツールですが使い方を間違うと
喧嘩や別れにつながってしまう事も考えられます。

 

  1. 飲みに行く・寝る・起きるとかの流れで連絡する
  2. 長期間未読・既読のままで放置しない
  3. 相手を罵倒したりの喧嘩にLINEは使わない
  4. 隠れて別の人とLINEで浮気・不倫しない
  5. 望まれて無いのに長い文章・重い文章を書かない
  6. 返信がないのに一方的連投をしない
  7. 相手と同じ程度の文章量で返信する
  8. 相手の趣向(絵文字/スタンプ)を真似る

 

この程度を守るとスムーズなLINEでのやり取りが出来るでしょう。1の相手に知らせる部分は安心感です。相手の行動を全く知らないままだと後で何かあったときに疑われたり不安感を感じやすいものです。

互いにそうした挨拶のやり取りが無くても良いカップルなら問題無いですが、片方が求める場合には合わせるほうが良いです。

2のスルーは絶対にやめたほうが良いです。少なくとも長時間連絡が出来ない場合にはその事を知らせておくことで不安感を防止できます。コミュニケーションがLINEだけの日にはこうした心がけが「マメ」で良心的です。

3と4はLINEの最も最悪の使い方で文字で羅列して相手にマイナスの感情をぶつけると、表情や声のトーンが伝わらない為に深く刺さります。どうしても話し合いが必要な場合には電話か直接会って話すほうが泥沼化せずに済むでしょう。

浮気や不倫ツールとして最も使われるのがSNSとLINEです。LINEのトークを見られて発覚するのは定番で証拠がしっかり残りますのでLINEでの不倫や浮気はしないほうが無難です。

 

5と6の長文+一方的LINEは最悪の感情を誘う

 

仲良しで互いに気兼ねなく長文を送りあうなら良いですがそうでない場合、1スクロールで収まらないような長さで自分の思いや考えを送信されると驚くでしょう。

神妙な話し合いの時には長文もありですがそれでも何度も何度も長文だと気分が辛くなりますね。短い文章、中くらいの文章をやり取りしながら送りあうのが最もスムーズです。

更に嫌われるワーストに常に入ってくるのが一方的なLINEです。一度も返信していない相手から一方的に考えとか気持ちを延々送られたら相当ストレスです。LINEのマナーとも言えそうな事ですが相手が返して来たらそれに対して返すのが良いです。

 

7・8は相手を思いやるLINE・合わせるLINE

 

LINE相手が3行程度で送ってきたら同じ程度で返す。1行で送ってきたら同じ程度で返すを基本にしてスタンプを好んで使うようなら同じ程度を使います。むしろ自分は絵文字もスタンプも使わなくても大丈夫です。

それよりも長い文章をほとんど書いてこない相手には
長い文章を書かない。割と長い文章を書いてくる相手にはそこそこの長さで返す。

長文で一生懸命書いた返事が一言だった時の哀愁。特に何か話し合いとか計画をしている時とか気持ちを伝えている局面では長文でしっかり送る事がありますがそうした場面では一言で送るのではなく相応の長さで返さないと温度差が浮き彫りになります。

 

永久に続きそうなLINEの終わり方

ラインを良い事に使ってください

 

LINEの悩みの中でも結構多い「LINEの終わり方」を最後に。LINEでたまに延々つながってしまって中々終わない事がありますよね。話を終わらそうと思ってスタンプや絵文字を送るとスタンプで返されたりして更にそこから何度もやり取りが続いてしまいやめどきがわからない!という声も良く聞きます。

大好きな人とのLINEだったら寝るまで延々続けても困らない事もありますがそうでもない人とのLINEが余りに続くと疲れますね。

 

LINEをここで終わりますという空気を作る返し

 

以下のメッセージが届くと自然と返事が遠のきます

 

  1. 今から仕事なのでまたね
  2. 風邪気味なので寝ますおやすみ
  3. そろそろお風呂入る・寝るね
  4. 用事があるからまたね
  5. 明日の準備があるからまたね
  6. また返事するね

     

    といった感じで区切りをつけるのがポイントです。何となく区切りをつけにくい、苦手だと中々やり取りが終わらなかったり相手が返事を待ったりしてしまうのでそろそろ自分の時間が欲しいとかLINEを終わりたいなと思ったらやってみましょう。LINEを賢く使ってよりよい関係を。

     

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